僕はさほどナンバーガールに思い入れは無い。アルバムは1枚持っているけれど、そんなに熱心に聴かなかったし、ライブも観たことが無い。ライブは観ておけば良かったなと思わなくもないけれど、解散した今となってはしょうがないですな。
で、そんなナンバガのギター田渕ひさ子のバンドがtoddle。
I dedicate D chord
toddle 
ナンバガ直系の轟音ギターとふわっとした田渕ひさ子のボーカルが心地良かった。どちらかというとボーカルのふんわり感に惹かれて買いました。
エポックメイキングな存在だったと思うし、それだけに熱心なファンが多いナンバガ。田渕ひさ子もファンが多いだろうなと思う。ギターの鳴らしっぷりは本当にカッコイイし。Amazonのレビューもみんな五つ星。良いアルバムだとは思うけれど、それ以上に期待感とか、待っていたよ感とかそういうものがファンの方々にはあるのだろうなと思う。聴いていても、ああナンバーガールだあと思える音と、でも田渕ひさ子が完全にボーカルとして前面に出ていて、その独特の雰囲気は期待以上に新鮮でちょっと嬉しい発見というか、そんな感覚。
世の中では既にナンバーガールの影響を受けたチルドレン的なバンドも出てきているようで、「ナンバガ以降」というシーンの括り方ができるのかどうか知らないけれど、もしそんなものがあるのなら、このtoddleもその文脈で語られるバンドなのかもしれない。ソニックユースだとかフレミングリップスとか、多分ああいう米国のオルタナ・インディー勢の音や雰囲気をうまく吸収して自分の音楽として鳴らしている様は純粋に羨ましいし良いなと思う。おそらく大きなシーンにはならないだろうけれど、こういうバンド達が普通にちょくちょく出てくるとなると国内バンドもちゃんとチェックして聴いていきたいなと思ってしまう。
ま、そういう余計な文脈とかを無視しても良いバンドだし良いアルバムではないかと。個人的に、ナンバガは残念ながら観られなかったので、このバンドはライブを体験したいです。
toddle(オフィシャルサイト)