くるりの岸田とCoccoという組み合わせで、一瞬「おっ!」と思ったのものの、でもどうなんだろうとすぐに疑ってしまい、チェックしないとなあと思いつつ出遅れて、ようやくに昨日聴きました。
ばらいろポップ
SINGER SONGER Cocco 岸田繁 
結論として全然良いです。傑作と言うほどのレベルではないけれど、伸び伸びとして良い感じのポップミュージック。Coccoはこういう歌の方がいいんじゃないか?と思うくらいに、伸びやかで楽しそうな歌声が良い。
どういう経緯で出来たバンドかよくしらないけれど、どちらかというと岸田主導で動いているのかなあと思っていました。あのくらいに曲が書ける岸田だから、きっとCoccoに歌わせたいという気持ちがあるんじゃないか、と。でもクレジットを見たら、ほとんどがCoccoの曲。そう言われて聴けばそんな感じもするけれど、岸田が書きましたと言っても気付かない気がしなくもない。もちろんアレンジとかいろいろあるんだろうけれど、そのくらい合っているということかもしれない。
僕はくるりもCoccoもそこそこ好きで、どっちが好きかというと6:4くらいでややCoccoのファンなのだけれど、どっちのファンが聴いても楽しめそう。単純にポップミュージックとしての出来が良いから普通に良いバンドだと思う。
Coccoの激しさやエキセントリックな感じは全然出ていないので、そういうのが好きだった人には物足りないかもしれない。けれど、同じくらいに彼女の魅力である優しさがとても活きていて僕は好き。やはりこの人の歌の力は半端じゃないなと改めて感じました。
どの曲も軽やかで良いのだけれど、特にラストの「初花凛々」が素敵。サビでややファルセットになるくらいのところが聴いていて本当に気持ちが良い。彼女はやっぱり歌うべき人なんだな。