finalventさんのところで、何を言ってるのか……とあったので読んでみたが、たしかに言いたいことがわからない。適当な事例をつらつら並べて、最後は態度だけは偉そうに???な感じで煙に巻かれた。結局何を言わんとしたのかさっぱりわからない。
NIKKEI NET:社説・春秋 ニュース
丸抱え型雇用に頼らず自らキャリアを――会社 従業員が変わる
とりあえず、経済全体がゼロ成長だったり産業構造が変化している中で、非常用な労働者の割合が増えているのはやむを得ないだろうなと思う。この流れはまだ続くだろうとも思うし。で、ここに関しては、多分、労働市場がその機能を活かしたところで、あまりどうにもならないような気もする。むしろ市場として合理的に労働力を配分すればするほど、シビアな現実が待っているような気がする。
あと、需給のミスマッチ云々と書いてあるけれど、人材紹介大手のリクルートエイブリック(東京)によれば、企業は「即戦力」や「高い専門能力」を求めすぎるきらいがある。求職者はコミュニケーションや交渉力などの固有の能力を売り物にし、すれ違うケースが目立つという。
というのは何と言うかピンとこない。焦点がぼけてるような気がする。「即戦力」や「高い専門能力」を、というのは中途採用であれば至極当然なことなんじゃないだろうか。でもって、コミュニケーションや交渉力というものだって企業は求めているし、何も専門バカを求めている訳では無い。単順に経験・能力が不足しているか自分のキャリアを棚卸できていないだけではないのだろうか?それをエイブリックが自ら言うというのは、私達は無能ですと言っているようなものだ。一方で考えの浅い転職者も増えているけれど。いまの職場が気に入らないから、と言って転職をしようと思っても夢想するほどには良い仕事にはありつけない人が多いのだ。乱暴な言い方だけど。キャリアアップをしましょう的な安直な啓蒙に引っかかる人が多すぎる気がする。
あと、転職にまだ慣れていないという側面もあるかと思う。実力と言ったところで、企業側もしっかりした評価軸が無いところも多い。結局「学歴・社歴」で判断、なんてケースは多々ある(そのすべてを否定する訳ではないけどね)。求職者にしたって転職活動がお粗末なケースが多い。就職活動時には結構準備をしたり企業研究なんてことをしただろうに、転職になると何の準備も無いままにふらふらと面接へ行ってしまう人も少なくない。
じゃあオマエはどうしたら良いと思うのだと聞かれると、返答に窮してしまうけれど、何と言うかキャリアをどう積むかとか実力を云々という軸で突き詰めて行くと勝ち負けの差はどんどん広がるだろうしあまり明るい話はできないような気がする。最近特にそう思う。流行の「格差」という言葉になるのかな。
ただ、この日経の社説のように適当なことを書いて問題提起をした気分になるのはかなりお馬鹿だと思うし、毒にもクスリにもならないから止めて欲しい。だったらまだ絶望を突きつける方がましだと思うのだ。