先日、家の近くの古本屋で時間を潰していた。苅谷剛彦の本があったので買おうかなと迷っていると、別の客と店主が話している。いや店主が一方的に話しているという方が正確か。吉本隆明の本を買おうとしたらしい若者に、これはどうとか中沢さんがどうとか、いろいろ話している。聞こえてくる話からだとかなりオヤジは詳しそうだ。中沢新一なんて個人的にはかなり懐かしい名前で、耳を傾けほうほうと頷いたりしていた。話も一段落したようなので、本をレジに持っていってみた。見事に捕獲された。店のオヤジが「苅谷さんとか好きなんですか?」「東大?」などと聞いてきて「いや、ちょっと最近興味があって」みたいな返答をすると「教育社会学とかの本はその辺に…」といろいろ説明してくれる。社会学系に強そうなオヤジだ。大体にして古本屋のオヤジなんてのは本に囲まれて生活している訳で、インテリ(死語に近いのか?)が多いんだけど、すごく中央線的にアカデミックなオヤジでした。勉強会もやっていると案内されお茶を出されて名刺まで頂いてしまった。
面白そうだけれど、そっちはまるとなあと思わなくも無い。