昨日抜いた親不知(跡地)の消毒のため、午後から歯医者へ。
感覚的には全然何とも平気になってきており、診てもらったらやはり無事とのこと。ついでに、他の歯を再度診てもらう。反対側の親不知もやはり虫歯とのことで、1週間後に抜くことに。他にも虫歯が3本ほどと歯石が何カ所か見つかる。女先生(美人)は相変わらずやや申し訳なさそうに説明をしてくれる。あと1ヶ月くらいは通うことになりそう。最初は2、3度通えば済むかなと思ったのだけど、長引きそうです。居心地の良いしっかりした歯医者なので、まあ良いか。
口の中の違和感も減ってきたので、その足で「それいゆ」へ。途中の古本屋で田辺聖子の「ジョゼと虎と魚たち」を買う。ハムサンドとアールグレイを頂きつつ、読む。
田辺聖子の作品は初めて読んだのだけど、面白い。とても素敵な短編集。女性読者に受けそうな気はするが、「オトナ」な女の恋愛模様は、男の僕が読んでも味わい深い。解説を山田詠美が書いているのも、何となくわかる。子供の頃は苦くて全然美味しいと思わなかったお酒を、最近欲してしまうように、そんなオトナの味わい深さがある。個人的には「恋の棺」がかなり秀逸。ちょっとエロティックな、何とも言えない雰囲気があってとても読み応えがある。もちろん表題作の「ジョゼと虎と魚たち」が素晴らしいことは言うまでもない。こんなに素敵な純愛はそう無いと思う。
短編集だし割とさらっと読めてしまうのだけれど、できれば時間をかけてゆっくりと読みたい。そう思わせる作品でした。