2004-07-18

パソナキャレント

CNETのニュースより。
パソナキャレント、IT業界若手エグゼクティブ向けにキャリアアップ支援
同制度は年収1000万円以上、45歳以下の現役人材を対象とし、異業種交流会や勉強会などを通じて会員のキャリアアップを支援する。ということなので、残念がながら僕は参加できないけど。ま、そんなことはどうでもいい。
特に新鮮味のある仕組みではないけれど、こういった高年収な人々を囲い込むというのは、もし上手くいくのであれば人材紹介業的にはすごくオイシイ。

PR的な意味合いの強いニュースではあるけれど、パソナキャレントは勢いがあるなあというのは、やはり感じてしまう。人材紹介業界での位置付けを考えると、リクルートエイブリックの圧倒的な1位は変わらない。それに続く大手となると、インテリジェンスキャプランジェイエイシー ジャパン、そしてこのパソナキャレントという感じ、のはずだ。あとはアデコの動きが気になる程度か。

パソナにしろアデコにしろ、派遣業を母体にしている企業の躍進が本当に目覚ましい。法改正で相互乗り入れが可能になったことで、こうなるのは目に見えていたのだけど。こうなると、昔ながらの中小以下の紹介会社は厳しいだろうなと思う。厳しいんだけど、コンサル1人で1.5人/月の成約があれば食べていける構造なので、どうにかなっていたりするのだけど。中小以下は組織というよりは個人事業主の集合体みたいなものだし。

で、中小以下はブランド力も無いし、広告費用も限られてしまうのでエン・ジャパンの[en] 転職コンサルタントみたいなサイトで人材の確保に努めている。

一方で、このところのパソナキャレントの動きは、明からに自社でメディアを持ちたいという動きに思えてくる。
ITエンジニアのためのキャリアアップサイト ITキャリア
なんてサイトも最近作ったりしているし。ITSSによるキャリア診断というのは、今後主流になりそうな気がしないでもないので、どうなるのかちょっと気になる。よく見てみると、MovableTypeで構築されていたりするんだけど、1件もトラックバックが無いのがちょっと寂しい。
MovableTypeでコンサルタントのコラムみたいなものを連載する、というのは前職で検討したことがあるのだけど、パソナでさえTBが無い、というのを見るとやらなくて正解だったかもしれない。CMSという観点で見れば、更新が簡単で良いのだろうけど。

ちょっと回りくどくなったけれど、そういったメディア化や自社のブランド力による人材の確保という方向性の中で、今回のニュースもそういった流れの一環ではないだろうかと、そう思ったりした次第であります。

Posted by akio at 2004年07月18日 00:56 | 仕事或いはネット周辺
コメント

>パソナでさえTBが無い、というのを見るとやらなくて正解だったかもしれない。

僕はちょっと違った意見です。
blogはやっぱりプル型要素が強いので
「見てるぞ。」って人は多い=潜在層が
比率として高いと感じています。

なので入り口という部分では功を奏してる
気がしているのですが・・いかがでしょう?

>そういったメディア化や自社のブランド力による人材の確保

これは間違いないですよね。小さい会社の
人材確保も同様。求人倍率があがってきて
いますから、優秀な人材の確保は今までの
ように安価にはできませんからね。

ちょっと長くなりました。すいません。

Posted by: doumori at 2004年07月18日 05:52

> 「見てるぞ。」って人は多い=潜在層が
> 比率として高いと感じています。
それはありますね。
TBしたりコメント付けたりしてくれるのは、訪問者全体の数%程度くらいな気がしますから。

> なので入り口という部分では功を奏してる
> 気がしているのですが・・いかがでしょう?
Blog形式にしていて、しかもネットへのリテラシーが高いエンジニア層を対象にしているので、見ている側としてはオープンな雰囲気が伝わるので、そういう面では確かに良いと思います。

商業サイトのコンテンツにTBが付けられるというのは、やる側としては結構思い切りが要ると思うので、そういう面では評価できるでしょうね。
CNETのようにニュースであればTBというのは付け易いんですけど、こういうコンテンツでどういう方向に持って行くのかは気になります。
ただBlogが流行っているから導入してみた、というのでなく、何か方向性を示してくれると面白いなと期待はしています。
人材紹介業というのは胡散臭いイメージがまだまだ強いので、こういった情報発信というのは必要だと感じています。コンサルが色々と本音をぶちまけてくれたりすると面白いんですけど、企業としての制約もあると思うのでどうするのか楽しみです。

まあ、そんなに言うならオマエがやれ、という感じですけど(笑)
僕が諦めちゃったのは、退職が見えていたというのと、方向性を決めないで始めちゃってうやむやな感じになるのが嫌だったんですけどね。

> ちょっと長くなりました。
更に長くなりました(苦笑)

Posted by: akio at 2004年07月20日 00:45
This Weblog Last Updated 2007年12月27日[13:14].   Powered by Movable Type