ルー・リード、ジョン・ケイル、ニコが72年にパリで行ったジョイントライブ。タイトルのBataclanはその会場の名前。
この3人が顔を合わせた、というだけで「買い」な1枚。
音は当然良くないんですけど、生っぽさはよく伝わってきていい感じです。ヴェルヴェッツ好きとしては、3人が一緒にいると言う事実だけで、ものすごく良い空気を読みとってしまうので、まったく知らない人が聴いたら違う雰囲気なのかもしれない(そんな人は買わないと思うけど)。
この音源がどのくらい貴重かというのは、バナナ好きな人達であれば言わずもがなだと思うけれど、資料的価値もさることながら、純粋にライブ盤として聴いても良い出来映え。
全編アコースティックなので、アルバムで聴いているのとは結構印象が変わる曲もあり、ファンとしては楽しめます。
ルー・リードのボーカルはさすがだし、ジョン・ケイルも良い。そしてニコ。
やっぱりニコの存在感は異常。だと思う。何て言うんだろ、暗黒系?な独特の声は圧倒的。素晴らしい緊張感が、会場に一瞬で広がっているのがとてもよく伝わってくる。
なわけで、個人的な聴き所はニコがボーカルをとってる、且つヴェルヴェッツ1stの曲。9曲目の「Femme Fatale」、ラストの「I'll Be Your Mirror」、「All Tomorrow Parties」かな。
「I'll Be Your Mirror」は、あの泣いちゃうくらいに優しい歌詞をニコが歌うから良いんだと思う。
初回1万枚のみ限定仕様でボーナストラックも付いているらしい。
通常版のつもりでAmazonで買ったら、何故かナンバリング入り(12000台だけど)&ボーナストラック付きでした。ま、いいか。