2004-03-30

快心の予感

CX放送のNONFIX 「扉の向こう」を見る。エレカシのニューアルバム「扉」のレコーディング風景を追ったドキュメンタリー。
不器用に自分で作ったパスタを食う37歳の男。宮本浩次。伸びきった無精髭。何かにつけ頭をかきむしり、他のメンバーをどやしながらレコーディングに格闘する姿。決して、贔屓目に見ても、格好良い姿じゃない。それに一番気付いているのは宮本自身かなと思ったりしながら見た。もしこの放送を見たら、きっとまた頭をかきむしるんだろうな。
赤羽の団地、スタジオだった楽器屋とエレカシファンにはお馴染みの風景。部屋の本棚には相変わらず太宰。曲亭馬琴の身の上を語り、詞には森鴎外まで出てくる。いつも片手には煙草。もうどこまでも宮本。

アルバム自体は断片的に垣間見ただけだが、これは快心の作になるような、そんな予感がいっぱいだった。等身大、現在進行形、そんな宮本の、エレカシの姿が投影されたアルバムになりそうだ。

レコーディング中の風景で「この、すっとこどっこいが」という言葉が素で出るのを見ると、やっぱり宮本だなと思った。本当に特異な男だ。

Posted by akio at 2004年03月30日 04:14 | 音楽の話
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