「忘却のサチコ」にちょっとはまる

あらかじめ断っておくと、私はご飯を食べたり作ったりするマンガがどうにも大好きだ。
「孤独のグルメ」はドラマも含めて大好きだし、「めしばな刑事タチバナ」も好き。これもドラマが良かった。佐藤二朗らしくて良かった。「食の軍師」(これもまたドラマもくだらなくて好きだった)なども好みだ。「きのう何食べた?」あたりも良い。食に関わるマンガは大抵幸せな気分にさせてくれる。
「ダンジョン飯」も一応はこのジャンルなのだろうか?わからないが、読んでいる。

という訳で、先日書店で見かけた「忘却のサチコ」にはまった。どうにも面白そうな匂いがするので試しに1巻買ってみたら、翌日には3巻まで読んでいた。
おそらく、今月末に出るであろう4巻も買うだろう。
食絡みのマンガが好きと言っても、もちろん何でも言い訳では無い。マンガである以上は、そもそもマンガとして面白くないと困る訳である。
先に挙げた作品はいずれもマンガとしても良い。それぞれ、ディティールだったり、雰囲気、キャラ、うんちく、ギャグ、等々、各作品によって良さは異なるが、優れた良いマンガだと思う。

そしてこの「忘却のサチコ」。久々にヒット作。それも、大ヒット。これは良い。多分、主人公であるサチコのキャラの書き方が抜群に良い。奇抜な行動の多い主人公ではあるけれど、キャラとしての一貫性があって、ああこういう子なのか、というのが自然で腑に落ちる。まあ実際にはこんな人はまず居ないだろうけど、不自然な感じがしないのは、作者が上手なのだろう。食事の描写はそこまでなところもあるけれど、キャラが良いので美味しそうに見える。ストーリーはある意味ワンパターンではあるけれど、キャラが成立しているお陰で逆に良い。ちょっとほろっとしつつ、笑える。健さん(故 高倉健氏)の映画に思いを馳せつつ食べるラーメン&カツ丼のシーンなど最高だと思う。ある意味、主人公の魅力だけで成り立っているようなところはあるけれど、それが成功している。

いま一番おすすめしたいマンガかもしれない。

これもまた、ドラマ化されるのかな。キャスティングの難易度が高そうだけど。

忘却のサチコ 1 (ビッグコミックス)
阿部 潤

4091866700

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