立川談笑 傑作選@溝の口

今月は落語三昧にしようかな。
という訳で、仕事をしていたら絶対行かないであろう溝の口、しかも18時半スタートの会に行ってきました。談笑師の独演会。

一応、前売りでチケットを買っていたのだけれど、当日券もあったようで結構空席が多かったです。そのせいなのか、始まる前に係員の人がやってきて、よろしかったらもっと前の方の席で、みたいな感じで席を替えてくれました。始まってからも、遅れてきた人に「今日は自由席なんで」なんてことを言ってる談笑師もなかなか面白かったです(もちろん本来は全席指定)。

「錦明竹」
「まんじゅう怖い」
-仲入り-
「芝浜」

錦明竹は、与太郎と旦那の絡みも面白かったが、何より後半の加賀屋佐吉方から来る使いがすごかった。なぜか東北弁(風)。元の関西弁バージョンの比じゃないくらい、全然聞き取れない。ノーマルな錦明竹でも普通に面白くて好きなんだけど、これは楽しかった。

続けての2席目は、客席にリクエスト聞いたりしつつ、結局リクエストかからなかった「まんじゅう怖い」。基本は談志バージョンがベースで、まんじゅうだけでなく、豆かん、ゴーフル、なめらかプリン、クリスピークリームドーナツと、いろいろ甘いものオンパレードで攻める感じ。個人的に、前半のいろんな虫が怖いって時の、やや悪意のある虫の気持ち悪い描写が、気持ち悪いんだけど良かった。ああ、こういう悪意のある人なんだな、ってのがわかって。

仲入り後は根太出しされていた「芝浜」。有名?な「シャブ浜」ではなく、しっかり古典の「芝浜」。とはいえ、上手に、かなり変えてます。元の話も完成された話だけれど、突っ込みどころが無い訳ではなく、その辺りをうまく改変した感じ。ああ、芝浜ってこういうサゲ方ができるんだ、みたいな新しい発見。素敵な「芝浜」でした。これは結構好きになれそうな気がします。

談笑師匠をちゃんと聞いたのは実は初めて。見たいなあと思いつつ、なんだかんだチケット逃し続けていたので楽しみにしていたのですが、大満足。ベースがしっかりしつつ、どうやったらもっと面白くなるだろうという工夫が多くて楽しい。あと、先にも書いたけど、良い意味で悪意のある感じがして、こういう人は好きです。

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