2010 February - Legeres.net

Archive for February, 2010

フットボールというビジネス

昨夜(というか今朝方)はサッカーのチャンピオンズリーグに釘付けでした。注目はCSKAモスクワの本田圭佑。予想以上のパフォーマンスで可能性を感じました。2ndレグに期待ですね。チェルシーとインテルの一戦は、予想通りの熱い試合で、レベルも高くさすがCLといった感じでした。

CLに代表されるヨーロッパのサッカーはレベルも規模も、日本とは比べものになりません。テレビ越しに羨望の眼差しで見るしかない世界。当然ビジネス的にも、とても大きく、またシビアな世界。そんなサッカーのビジネス的な側面について、とても興味深く書かれているのがこの本。
ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~
グリーン裕美

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書店で見かけて買ったのだけれど、とても面白い。そうそう、こういう内容の本が読みたかった、と思ってしまうくらいに個人的にツボな本でした。著者のフェラン・ソリアーノは2003年から2008年までスペインのFCバルセロナで副会長を務め、バルサの経営改善に手腕を振るった人物です。この期間のバルサの成績を考えてみれば、以下に成功したかがわかります。サッカーファンなら、監督がライカールトになってからの成績と言えば、わかりやすいかもしれないですね。

2000-2001 4位
2001-2002 4位
2002-2003 6位 ※このシーズン後に就任
2003-2004 2位
2004-2005 1位
2005-2006 1位+CL優勝
2006-2007 2位
2007-2008 3位
2008-2009 1位+CL優勝+国王杯優勝

経営面でも、1億8600万ユーロという巨額の負債を抱えていたのを見事に再生し、収益でも世界トップレベルのクラブに建て直している。素晴らしいといか言えません。

で、肝心の内容ですが、FCバルセロナというクラブの経営を行っていくに際しての、市場環境の分析とポジショニング、チーム作り、リーダシップ論、人材の採用と育成、交渉術、イノベーションについて順々にわかりやすく語られていく。どれもデータを紹介したりエピソードを交えたりと、とてもわかりやすい。バルサファンやサッカーファンなら、そんな裏側があったのかと興味深く読めることは間違いないでしょう。

と同時に、恐らくマネジメントを勉強したいビジネスマンにとっても、とても有用な内容なのではないかと思います。というか、むしろそっちがターゲットなんじゃないかなと思えるくらいにビジネス書してます。そしてビジネス書として、ここ最近読んだモノでは白眉じゃないかなと、そのくらいに良い内容です。もちろん、バルサを初めとして、色んなサッカーチームや選手の名前が出てくるので、サッカーに興味が無いと、読み進めるのが辛いかもしれませんが、そこさえクリアできればこれ以上ないマネジメント本だろうと思います。個人的には、特に組織論(チーム作り)とリーダシップ論が、かなり興味深く参考になるものでした。

そんなわけで、経営やマネジメントに興味があってサッカーも好きだ、という人には最適な一冊。サッカーに興味があってクラブチームの経営や裏側にも興味がある、という人にもオススメできます。それ以外の人たちにはちょっとオススメしにくい、読者を選びそうな本なのですが、でも興味がある人にとっては大変に面白いことは間違いないです。

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オリンピック

なんだかんだで、ちょこちょこ観てます。スピードスケートは惜しかったですね。

スピードスケートと言えば、個人的に中長距離が観てて面白い。日本人選手は短距離の方が強いみたいなので、あまり大きく取り上げられませんけど。
中長距離のレースが面白いなと思うようになったのは、1994年のリレハンメルの時。なんてたってコスがすごかった。地元ノルウェーのヨハン・オラフ・コスが圧倒した中長距離のレースは本当に忘れられない。1500m、5000m、10000mのすべてで当時の世界記録で金メダルというすごい結果でテレビの前で一人で感動しっぱなしだったのをよく覚えている。
陸上や水泳もそうなのだけど、中長距離でラップタイムを刻んでいくタイプのレースのじわじわくる盛り上がりは何とも言えない。短距離系の息を飲む感じとはまた違った盛り上がりがあるように思う。一人だけ全然ラップタイムが落ちないし、毎周正確なタイムを刻むコスの姿は鳥肌モノだった。で、周回毎に世界記録を上回ってて、それはもう興奮した。冬季オリンピックの個人的ベストシーンの一つだと思う。
それ以来、スピードスケートは中長距離も楽しく観るようになった。と言っても、観るのはオリンピックくらいだけれど。

考えてみると、冬のオリンピックはそんな競技が多い。オリンピックでもやってくれないと観ない競技というか、少なくとも日本ではマイナーなスポーツが大半。バイアスロンなんて日本でもやってる選手いるんですね、なんて、そんなところで感心しちゃうような競技が多い。でも、こう言うとあれだけど、そういうのが何だか地味で良い。見所がいまひとつ掴めない競技でも、じーっと観ているとポイントがわかって面白くなってくる。段々と前のめりになる。たまに、前回大会のカーリングみたいに一般にもブレイクしちゃうときもあるけれど、大概はそんなことは無い。深夜にひっそりと、テレビの向こうでよく知らない競技をよく知らない選手が、でも世界最高峰のレベルで競っている。よく知らない競技なんだけど、何故か面白い。日本人選手が出ているかどうかは正直あまり関係無い。深夜に淡々と盛り上がる、そんな冬季オリンピックが良いと思う。

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インビクタスを観てきた

インビクタス -負けざる者達-

本日公開の映画「インビクタス」を観てきました。実話が基になっており、1995年のラグビー・ワールドカップ南アフリカ大会を舞台にした物語。監督はクリント・イーストウッド。キャストは、南ア大統領のネルソン・マンデラをモーガン・フリーマン、南ア代表スプリングボクスのキャプテン、フランソワ・ピナールをマット・デイモンが演じている。
ということで、簡単に感想など。
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